焚火台は、地面の上で安全に焚き火を行うための道具。
地表や芝生へのダメージを抑えられるため、焚き火を楽しむための基本的なギアのひとつになっている。
直火と焚火台
地面に直接火を起こす「直火」は禁止されているキャンプ場も多いが、できる場所では、地面の状態を見て直火にすることもある。
どちらにも良さはあるが、火を安定させるなら、地面から離せる焚火台の方が向いている。
さらに、灰や熾火の管理もしやすく、後片付けも手早く済む。
かたちの違い
ひと口に焚火台といっても、そのつくりはさまざま。
- 軽量性を重視したもの
- 調理のしやすさを重視したもの
- 大きな薪をそのまま載せられるもの
- 収納サイズを優先したもの
違いはあるが、どれも火を扱うための道具であることに変わりはない。
どんな火を囲みたいか
使い続けていると、焚火台ごとの特徴よりも、自分がどんな焚き火をしたいのかに目が向いていく。
大きな炎を楽しみたいのか。
静かな熾火を眺めたいのか。
調理を中心に考えるのか。
その違いによって選ぶ道具も変わってくる。
焼け色が付くころには
どの焚火台でも、火を入れてからは、炎だけでなく、熾火や灰、薪の崩れ方も見ている。
そこから次の組み方を考え、炎を持続させていく。
そうして使い込むほど、火床には焼け色が付き、灰や煤のくすみも増える。
新品の頃の光沢が消えたぶん、その道具らしい雰囲気が出てくるのも面白い。
味の出方がそれぞれ違うように、焚火台に何を求めるかも、人によって違う。
自分でも、バックパックの時は携帯性を、オートキャンプの時は料理のしやすさを優先して使い分けている。
だから焚火台は、一台では終わらない。